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東京起点

東京23区が起点の道を延々追いかけるだけのブログ。

   

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都道316号線 臨港地区支線① 平和島JCT~野鳥公園東

地図
環七とクロスする平和島JCT。
ここでr316支線は環七を経由して大井埠頭方面へと向かっていく。



本線から分岐後すぐ、環七大森方面との分岐。
大井埠頭方面へは右側の方へ



環七下を潜る。
陸橋の下を潜るという形ではなく、一応『平和隧道』というトンネルを通る形になっているようだ。



形ばかりのトンネルを抜けると勾配あげて、陸橋でr316本線を跨いでいく。



地図
環七との合流地点は信号になっているのだが、時々信号を見落として赤信号を突っ切ってしまう人がいる。
そして高い確率で何処かに白バイが待機していて追っかけていくという図式。
追っかける前に警告しろよ、とか思わないでもないが・・・


地図
環七合流後、倉庫街を抜けモノレールの下を通り抜けると京浜運河を渡る橋に差し掛かる。
上下共に3車線の幅広い橋は『大和大橋』という名称が付けられている。



地図
橋を渡ると2方面へレーンが分岐。
ガッチガチに渋滞しているR357湾岸道路へのレーンを尻目に、アンダーパスへのレーンはスカスカ。
この先の環七大井埠頭交差点で環七は終点になり、ここからはr316の単独区間となる。



湾岸道路下を潜るアンダーパスには『東海陸橋』という名称がついている。
陸橋扱いだが先程の『平和隧道』よりこっちの方がトンネルっぽい気がする。


地図
アンダーパス抜けてR357からの側道と合流していく。
本線より側道の方が車線が多いが、左レーンが路駐の大型トラックで埋め尽くされ使い物にならなくなっている。



脇を見るとJR貨物東京ターミナルの出口。
国内最大の鉄道貨物ターミナルで主な扱い荷物は東海道本線方面だが、東北本線・常盤線方面の扱いも少なくない。
現状、上野方面へ線路が繋がっていないので東北方面への列車は一旦川崎貨物ターミナルへ向かい、そこからスイッチバックして首都圏外郭を走る武蔵野線経由の超大回りとなっている。
しかし、現在休止中の浜松町方面へのレール(大汐線)の復活が検討されており、更に建設中の東北・常盤線の東京駅延長線と繋がれば大幅なこの遠回りも解消されそう。


地図
東京貨物ターミナル横を過ぎて陸橋をわたる。



陸橋下には大田市場手前で地下に潜る貨物線。
昭和島、羽田空港脇を経由して川崎ターミナルへ向かう。
2020年に東京オリンピック開催が決定し、それに合わせこの貨物線を利用して羽田空港直結のJR駅を開設する計画が挙げられた。(先程述べた大汐線復活計画もこれが要因)
この発想自体は嘗てからあったのだが、オリンピック開催により実現味が帯びてきた。
しかしJR東日本グループには同じく羽田空港へ向かう東京モノレールとの兼ね合いもあり、最終的な形がどうなるかはまだ見通しが立っていない。


地図
陸橋を下ると湾岸道路からやって来た大量の大型車で渋滞気味の野鳥公園東交差点。
ここで右折すると東京港トンネルを経由してお台場、もしくはゲートブリッジ渡って新木場方面へ向かう事ができる。
現在未通となっているR357の大井~お台場間を繋いでるルートともなっているので交通量は多い。

この交差点名にもなっている『東京港野鳥公園』。
てっきり嘗てからあった干潟を利用して自然公園にしたものかと思っていていたが、実は一度は完全に埋立地にしたものの、ほったらかしていたら勝手に水が溜まって池ができて、其処に鳥たちが集まってきたので「じゃあ折角だから公園にしちまうか。」と言う経緯だったらしい。
個体数が減りつつある海鳥であるシギ・チドリ類の重要な生息地区に国際的に認められ、一度破壊した自然環境が再び復活する事ができた稀有な場所として、現在はしっかりと管理されている。

木々に囲まれた自然公園横を過ぎると、世界中から集まってきたコンテナの山が連なる大井埠頭へとr316は入っていく。


続く

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