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東京起点

東京23区が起点の道を延々追いかけるだけのブログ。

   

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国道14号線⑥ 京葉道路 小松川大橋~東小松川


小松川大橋の河口側向こうに首都高7号小松川線の荒川大橋が見える。
荒川大橋先で荒川と中川を隔てる土手上を通る首都高中央環状線と交差。
現状、この二つの首都高は上下を通り過ぎるだけだが、計画ではここに小松川JCTが出来る予定である。
千葉方面と埼玉方面との接続のみで、(自動車専用道の)京葉道路と湾岸線方面は行き来できない形のJCTとの事。(首都高HPの小松川JCTページ)
当初、2007年に工事着工されるはずであったが、用地買収の調整がつかなかった為に一時事業は見送られた。
2010年に整備計画を変更した上で事業を再開。
2013年11月に着工、2019年に完成の予定となっている。


  地図
前述の首都高中央環状線を潜ったのち中川を渡る。
中川と荒川は四ツ木から清新町で合流する約7・5kmの間、土手を挟んで並流する形になっている。
四つ木から上流側では綾瀬川が並流しており、各所に水門が設置され大雨時に一気に増水しないようにコントロールされている。


地図
小松川大橋東詰を下る。
周辺域は海抜0m地帯で、荒川の水位より低い地表へ降りていく。
なお、この橋を降りた先には警視庁小松川署がある
橋の上で速度を計測し、速度違反者は警察署前でフラッグ振られて悲しみのサイン会行き。
西詰の交通機動隊詰所と合わせ、小松川大橋は警視庁の稼ぎ所・・・ではなくスピード取締の重点ポイントとなっている。



橋を渡りきった所に9kmポスト。


地図
歩道橋に掲げられた大型青看板。
直進は有料自動車専用道『京葉道路』に直結のバイパス。
そして、左側の白看板に記載されているように一般国道14号線は右折である。
実際の交差点はまだ350m先であるが、前もって行き先を確認しておかないと結構面倒な事になる。
東小松川交差点は3車線で左車線は左折・直進、中車線は直進、右車線は右折専用となっている。
問題は左車線で、バイパスを使わないで千葉方面に向かう車と葛飾方面へ向かう車でごった返し殆ど直進に使えない。
実質、直進に使えるのは中車線のみで。其処に集中してしまい詰まってしまうのだ。
この日は日曜のためにさほど混んでいないが、平日は小松川大橋袂まで渋滞している事もザラである。
故に渋滞にハマった状態では本来行きたいレーンに行こうとしても身動きが取れず、無理に移動しようとすれば、他の車の進路を塞ぐ形になって更なる渋滞を発生させてしまう事にもなる。


地図
マクドナルド前の一方通行路を多くの車が左折していく。
R14をよく知る人々が活用する渋滞迂回路なのだ。
この左折した道の先には旧千葉街道があり、そこを経由してR14へ再び合流するという方法だ。



地図
マクドナルドを過ぎてすぐ、幅員の半分も満たない延長の短い橋が架かっている。
通常通っていると殆ど印象に残らないだが、よく見ると規模の大きいバイパス国道に似つかわしくない古ぼけた親柱が目についてくる。



親柱に掲げられた偏額を見れば、昭和15年とまさかの戦前古橋。
昭和16年に完成した2代目小松川橋より前もって完成していたと言うことだ。
だが、この橋の古さもさながら昭和初期にこれだけの大規模道路が、当時東京外れの田舎でしかなかった江戸川区に建設されていたことの方が驚く。
考えてみれば同時期に第2京浜、水戸街道、日光街道等でも旧街道から改修やルート変更がされ、郊外の田園風景を貫く大路が建設されつつあったのだ。
ただ、昭和初期の大改修期からも時間が立ち、その痕跡を残す箇所も少なくなっているからだろう。(第二京浜は比較的残っている)



この橋が跨ぐのは境川。
境川は江戸時代に江戸川(当時は利根川扱い)と中川結ぶ運河として利用されていた。
現在では親水公園として活用されている
『小松川境川親水公園』というわざわざ地域名も付けた長い名称にされているのは、多摩地域に同じく境川があるので、その区別化の為だろう。



境川横の路地。
ここも東小松川交差点渋滞をパス出来る抜け道。
道が細いので四輪車だとイマイチ使いづらいが、バイクなら信号に当たらずR14と再合流できるメリットがある。


地図
東小松川交差点へ到達。
戦前はこの交差点まで開通していた。
ここでR14のバイパスと一般国道分岐。
右折は船堀街道で船堀経由で西葛西方面への道だ。
交差点手前は車線変更禁止となっていて、無視してオレンジ線跨ぎば高確率でセブンイレブン横で待ち構えていた白バイに御用なり。
おおらかな気持ちで渋滞抜けるの待つべし。


京葉道路バイパスへ
非バイパスルートへ

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