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野鳥公園東交差点過ぎると道は大きくカーブ。
南部陸橋東交差点から先は道路中央に各バースへ向かう貨物車専用レーンが敷設されている。
ちなみに撮影中、雨が降っていたのだが大井埠頭に入った辺りから土砂降りに。
レンズ濡れ濡れのピンボケ画像が多くなるがご容赦。
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雨の港湾地区を往くr316。
大井埠頭は東京港を構築する埠頭の中でも最大級の規模を誇る。
メインとなるコンテナ埠頭は水深15mで大型船が悠々入港でき、北米・欧州方面の長距離航路を扱う。
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コンテナ埠頭手前には輸入食料を扱う水産物埠頭・食料埠頭がある。
遠くはアフリカやオセアニアから運ばれてきた魚介類や穀物・青果物が集まっているのだが、平成25年からは一部の旅客船も入って来るようになった。
これは旅客用である晴海埠頭へ入港する際にレインボーブリッジ下を潜らねばならないのだが、近年になってこの橋の通行制限に引っかかってしまう超大型クルーズ船が増えてきてしまった為だ。
そこで貨物船の入港の無い土日祝日に限り、大井水産埠頭への旅客船の入港を認めるようにしたのだ。
現在は臨時の措置と言った感じで入出国施設も間借りしてという感じで、交通の便もあまりよろしくないが、様子を見つつ今後は設備を拡充していく方針だそうだ。
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コンテナヤード入口が近づいてくると共に車両の数が増大。
数だけでなく大型車が殆どなので圧迫感が半端ない。
この中を二輪車で走っていると壁に囲まれて走っているような気分。
因みにグーグルマップのストリートビューモードにもその状況がよく現れているのでご覧なって頂きたい
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東京税関前交差点も大型トレーラーだらけ。
左折して貨物ヤードを渡る陸橋の上にJR貨物の複合物流施設であるエフプラザ東京の入口がある。
右折先には埠頭のコンテナヤード。
しかし貨物車専用レーンは右折も左折もできず、指定された入口まで直進のみ。
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貨物車専用レーンに連なるトレーラー。
仕事とは言え、全く身動きできずひたすらバース入りを待ち続けるのはしんどそう。
しかしベテランドライバーなんかは割り切って一服でもしながら気長に待っているのかもしれない。
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第6バース交差点でようやく6・7バースへ向かう貨物車がバース内へ入ることができる。
この6・7両バースを利用する船舶会社は日本郵船。
『日本郵船』と言う社名から『日本郵便株式会社』の関連会社かと思ってしまうがそうではなく、実は三菱グループの会社だったりする。
同グループの源流とも言える最も由緒正しき企業で、元は土佐藩が経営していた九十九商会が前身。
それを土佐藩士である岩崎弥太郎が買い受けて『三菱商会』とし、そこから事業次々に開拓していき三菱財閥を形成していったのである。(詳しくは
三菱グループwik)
土佐藩と言えば、坂本龍馬が隊長を務めた海援隊。
岩崎弥太郎はこの海援隊の経理を務めており、九十九商会は海援隊のノウハウを多く生かして誕生した。
龍馬の夢と弥太郎の野望の末裔達が世界へ旅立つバースを横に、r316は更に埠頭内部に入っていく。
続く[1回]
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