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橋を渡ったこちらも埋立人工島である勝島。
昭和13年より埋め立てが開始され、当時日中戦争の真っ只中だった事から戦勝祈願を込めて名付けられた。
隣が戦後平和主義によって名付けられた『平和島』とは対照的。
やや角度のあるカーブを曲がった先には鈴ヶ森ランプ下の交差点。
左折の道はR15との接続路。
この接続路はかつて勝島と陸地を結ぶ橋でもあったのだが、平和島と同じく運河が埋め立てられ陸続きになっている。
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反対車線側に大井競馬場入り口。
大井競馬場は東京特別区(23区)が主催する地方競馬場である。
3月下旬から12月上旬の間、夜間にトゥインクルレースが開催され、仕事帰りの競馬ファンが多く訪れる。
また前述の通り橋を挟んだ運河の対岸に平和島競艇があり、競馬と競艇2つのレースをハシゴする事もできる。
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新浜川橋交差点。
左折はやはりR15方面、右折は大井埠頭方面へ。
交差点名の新浜川橋はやはり運河に隔てられていた時に架けられていた橋で現在は無い。
一方、『新』ではない浜川橋は昭和9年製の古橋でありながら、今も立会川を渡る橋として現存。
浜川橋は旧東海道に架かる由緒正しき橋。
江戸期に鈴ヶ森にあった処刑場に向かう罪人が最後に渡る橋で、親族が影で見送りながら涙した所という事で『涙橋』とも呼ばれたという。
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新浜川橋交差点過ぎて200m程で首都高勝島出口の信号。
この画像を撮った2013年9月の時は、周辺で首都高の耐震化工事が行われていた。
r316上を通る羽田線は首都高の中でも開通が1960年代と古く、老朽化だけで無く前時代的な設計から来る危険性も指摘されている。
その為に大掛かりなリフレッシュ工事が求められているのだが、多額の金額と膨大な交通量を捌きながら作業という難しい舵取りが首都高速に迫られている。
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首都高出口過ぎると大規模倉庫の脇を大きくカーブ。
橋脚などによって視界が狭まっており、行く手の状況が読みづらくなっている。
こういう場所はかなり危険。
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実はカーブの先に交差点、しかも往々にして渋滞していることが多い。
スピードあげて入ると渋滞後列の車に衝突しかねないので気をつけたし。
また反対車線側もかなり見通しの悪いカーブとなっており、曲がった先に突然勝島ランプの信号が現れる様な形になっているので同様に注意が必要。
信号を超えた先もキツめのカーブとなっているここも用心の箇所。
倉庫の出口があり、頻繁にトラックが出入りする。
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安全運転で危険箇所を抜けると鮫洲橋。
上部覆っていた首都高が離れていき、視界が明るくなる。
運河を渡り人工島から『本土』へと上がる。
続く[2回]
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