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東京起点

東京23区が起点の道を延々追いかけるだけのブログ。

   
カテゴリー「都道316号線 海岸通り(完結)」の記事一覧

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都道316号線 海岸通り① 南海橋~勝平橋


より大きな地図で 都道316号線 を表示

都道316号日本橋芝浦大森線と聞いてピンと来る人がどれ程いるであろうか?
実は昭和通りの日本橋本町から新橋の区間と海岸通りの正式な路線名なのである。
と言うかてっきり自分はr316=昭和通りと思っていて、記事を作成する際に初めて海岸通りも含まれている事に気付き、慌てて海岸通り分の画像を撮りに行ったと言う具合である。
実際、新橋手前の昭和通り・海岸通り切替部で交通の流れも変わっていて、なぜ同じ都道として認定されているのかイマイチ謎である。
潮路橋から平和島まで旧海岸通り経由ルートと海岸通り・港湾地区経由の2ルートに分かれる。
また、計画上の終点は大森南となっているが平和島から先の区間は全く手が付けられていない未通区間となっていて、今後も着工される気配も無い。

本記事では、編集上の都合から終点部より開始し、起点部へ向かって行く形で進めさせて頂く。



  地図
平和島のドンつき、首都高と南海橋の下よりスタート。
前述の通り計画上の起点は大森南だが、そこまでのルートは全く手がつけられていない。
未通区間の現状はこちらの方のブログが記事にされている。
平和島のr316は首都高を挟んで上下線が分かれているので、この橋の下が転回路となっている。


地図
傾斜を登り南海橋を渡った区道と合流。
この南海橋を渡ると昭和島へ。
区道は首都高に併走して島のドンつきまで行くとそのまま高速潜ってUターンとなる。
もしもr316が延長されるとしたら、この区道を改修して大森方面に向かう形になる。


  地図
区道と合流すると一気に3車線の大通りとなる。
首都高挟んで反対側には東京流通センターと言う大規模物流ターミナルがある。
羽田が直ぐ傍という立地から平和島にはそのほかにも多くの倉庫が存在し、反対に居住施設は殆ど存在せず物流の島と言った感じ。
ただ、意外にも戦時中には捕虜収容所として活用された時期があり、また終戦後は池袋の巣鴨プリズンが解説されるまでは一時的に東条英機などの戦犯が収容されていたと言う歴史がある。
この戦禍歴史を踏まえて、平和を創るという思いを込めて『平和島』と呼ばれるようになった。
現在、平和『島』と呼ばれてはいるが『本土』との運河が一部埋め立てられて陸続きになっている。
また、『平和島駅』が京浜急行になるが平和島内ではなく、旧運河の向こう側になっていて少しばかり離れている。
一方、平和島ど真ん中にあるモノレールの駅は『流通センター駅』となっていて、知らない人には少しばかり分かりづらい。


  地図
環七との立体交差、平和島JCT。
クローバー型のかなり大掛かりJCTとなっている。
ここでr316支線は環七を経由して港湾地区へ向かう。

r316支線へ


  地図
環七のJCTを潜り100m程進むと首都高平和島入口。
首都高の横浜方面から来た車両も平和島料金所で一旦停止となる。
以前の首都高は埼玉・都内・神奈川で料金が分割されていたが、平成24年(2012年)1月から一体化され現金は普通車900円大型1800円で統一(一部末端部の入口だと減額)、ETC車は距離別料金となった。
この平和島料金所はその名残。
料金所上にはPAが併設されている


  地図
平和島入口を過ぎると勝平橋。
こちらも橋の下にUターン路を授けられている。


  地図
勝平橋を渡ると品川区。
橋の袂には品川区立水族館の入口があり、休日には駐車場待の車が並ぶ事も多い。
また平和島側の橋の横には平和島競艇場。
此方も開催日には橋の歩道上からレースを観戦する人々が集まってくる。
水族館でお母さんと子ども達が水性生物に親しんでる頃、お父さんはボートレースで熱くなっていたり?


続く

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