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江東橋を渡った先の交差点はそのまんま『江東橋』交差点。
橋名というだけでなく、この周辺の地名も江東橋。
江東区かと思いきや、実は墨田区所属の地域。
すぐ南側に江東区が接している地域だけに余計に紛らわしい。
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錦糸町駅前の繁華街へと入る。
人も車も多くごちゃごちゃ。
更に夜になると客待ちタクシーが左車線に連なって更に道は煩雑になってくる。
悪質なタクシーになると二重駐車状態で居座る事も事も。
一応こんな立て看板も置かれているが、まともに取り締まっている所を見たことがない。
さほど影響のない場所でバンバン違反シール貼り付けるだけで無く、本当に何とかして欲しい箇所をキチンと取り締まって欲しいモノなのだが。
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R14と接する錦糸町駅前バスターミナル。
戦前は路面軌道ターミナルとなっていて、東京市電(のち都電)と私鉄系軌道の城東電気軌道とのの乗換停車場であった。(昭和17年に城東軌道は市電に編入)
現・JR錦糸町駅は明治27年に総武鉄道の本所駅として開設され、錦糸町という停車場名は路面軌道の方で使用されていた。
本所という地名は現在の墨田区南部一帯を示す代表的な地名であったが、錦糸町が東京東部を代表する繁華街と広く知られるようになって、官営鉄道(明治40年に国営化)総武本線もまた大正４年（1915年）に錦糸町駅と改めた。
錦糸町駅には快速だけで無く数本の特急も停車し、平成15年(2003年)には営団(現・東京メトロ)半蔵門線の駅も開設され、全国有数の乗降者数を誇るターミナルとなっている
錦糸町駅前交差点は四ツ目通りと交差。
交差点手前にバスターミナルの出口があるのだが、東陽町方面のバスはこの短いスパンで三車線跨いで左折レーンに行かなければならないと言う無茶振り。
空いてる時間ならまだ良いが夕方の混雑時には左折レーンまで中々行くタイミングが取れず出口で往生している事も多い。
都や区も何とかしたいだろうが、土地もないのでどうする事もできず運転手のストレスの名のもとに運行され続けてる現状である。
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四ツ目通りを過ぎると大きなクランクを曲がって松代橋を渡る。
この場所には当初、城東軌道だけが渡る橋が架かっていたが、大正末期に車道部分が継ぎ足された。
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橋を渡ってすぐに松代橋交差点。
ここから先が江東区亀戸。
1932年(昭和７年)に東京市城東区に組み込まれるまで、亀戸町と言う独立した自治体だった。
千葉街道沿道や亀戸天神周辺を除けば長閑な田園地帯であったが、徐々に都心部に飲み込まれ町工場や住宅地が立ち並ぶ市街地となっていく。
昭和22年に城東区は南側の湾岸地区である深川区と合併し江東区となる。
ただ、亀戸は旧深川区地区より、同じ総武線沿線である錦糸町の方が結びつきが強く、東京都より現在錦糸町・亀戸副都心地区に指定されている
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上下６車線R14上部を緩いカーブ描いて跨ぐ鉄道高架線。
途中に橋脚を立てられない為、ロングスパンの頑丈な鋼鉄の橋桁が使用されている。
この建設のために多額の資金と人員が必要とされた事の想像は容易だが、現在ここを通るのは１日僅か３本のレール輸送列車。
一応、この路線を利用して江東区南部の新木場方面へと伸ばす旅客線の計画が持ち上がっているが、投資した額がペイできるかが微妙との事でJRも自治体も二の足を踏んでいる状況がずっと続いている。
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亀戸駅前交差点へ。
明治通りと交差する。
駅周辺の道脇には自転車専用路が設置されいる。
公共実験として交通車両としては曖昧な位置にいる自転車に対し、明確な通行地帯を設置する試みがされたものだ。
だがこの計画に対し、沿道の事業者から『搬出入の障害になる』と言う反発をうけて当初より設置区間が大幅に削られた。(交差点前後４００m程度)
完成した専用路も、対面通行方式にしてしまった為に、元々広くない走行スペースが更に狭くなってしまい、すれ違いに大変難儀をする、使い辛いモノとなったしまった。
その他にも多くの問題点を持ち、『こんなモノ作るぐらいだったら、何もして欲しく無かった』とすら言われる有様である。(参照
http://www.goocycle.jp/column_hikita/vol26/)
ユーザー視点に立たず、取り敢えずで事業を勧めてしまった失敗例と言える。
続く
[2回]
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